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IAECでは、OTAGAISAMAという言葉をキーワードに活動しています。
日本では昔から「困った時は、おたがいさま」という言葉がありますよね。
隣近所でしょうゆ味噌の貸し借りをしたり。
子供の子守をしあったり。
”おたがいさま”は、人と人が助け合いながら公平な社会を目指す、 ノーマライゼーションの概念に通じます。
私たちIAECは、このOTAGAISAMAをキーワードに、日本で、そして世界で、本当の意味での「真のユニバーサル社会」を実現するため楽しく活動しています。
そのため、IAECでは、IAECの活動を月額の寄付で支えてくれるサポーターさんのことを「OTAGAISAMAサポーター」と呼んでいます。
しかし、受け取る方によって、その方の思う「OTAGAISAMA」という言葉の意味は違うものです。
そこで、IAECを応援してくださるOTAGAISAMAサポーターの方にあなたの思うOTAGAISAMAについて、コラムの執筆をお願いすることにしました。
第1回目は、IAECの代表の山口和宏さんに執筆していただきました。
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OTAGAISAMAな世界をつくる
私が、OTAGAISAMAという言葉にたどり着いたきっかけは、ノーマライゼーションという言葉からです。
デンマークで生まれ、N・E・バンク=ミケルセンによって提唱されました。「どのような障害があろうと、一般の市民と同等の生活と権利が保障されなければならない」といった考え方が示されています。海外の文化を学び、既にその概念や文化は日本にありました。お互い様と言えば、助け合いの精神、昭和の醤油・味噌の貸し借りのようなイメージがあるかもしれません。
お互い様は、社会保障制度としても機能しています。人生100年時代。
誰もがずっと健康でいられるとは限りません。
老化、病気、事故、障害のある方々もいます。
助けや支援を享受するだけでなく、尊厳が保たれ、社会の一員として参加できる。個人が幸せを創るために行動できる環境こそが「OTAGAISAMAな世界」だと思います。
昨今、社会保障制度の崩壊が叫ばれています。資本、能力主義による権力集中、それに依存する人々。
教育や差別偏見が人々の分断を生んでいる気がします。日本が誰でも歓迎されるフラットで公平な社会を取り戻す必要があります。
政治も行政も当てにならない時代です。個人が自立と尊厳を手に入れる意思と能力、コミュニティの力が求められます。
個々が責任を持ち、人に与えられるだけでなく、自ら幸せな人生を創れること、その環境をみんなで作っていくことが本物の福祉であり、それこそが日本古来の"OTAGAISAMA"の文化ではないかと考えます。
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いかがでしたでしょうか?
今後もOTAGAISAMAサポーターの皆さまに「あなたにとってのOTAGAISAMAとは」を執筆していただき、このような形でご紹介していきます!
★誰もが「自分らしく楽しく生きる」を選べる社会に!
困った時はOTAGAISAMA。助け合いの精神が日本人の和の心❤
\月額500円~OK!/
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