活動報告

『パラリンピックの舞台裏』理事 平野のパラリンピック体験記〜社会が変わるきっかけに〜

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平野(一番左)とフィールドキャストメンバー

8月24日から9月5日の13日間にわたり、障害のあるアスリートが世界中から集結する『パラリンピック』が東京で開催されました。今大会は前回までの大会と比べてテレビ中継などメディアで取り上げられる機会も多く、アスリートの活躍をご覧になった皆さんも多かったのではないでしょうか。

私も開会式・閉会式でパフォーマンスを行う「セレモニーアシスタントキャスト」と、競技運営のお手伝いをするボランティア「フィールドキャスト」として参加しました。

セレモニーアシスタントキャストでは、各国の選手団と旗手が入場する時に、その脇でダンスを踊りながら盛り上げる役割を担いました。本番前にも数回のリハーサルを入念に重ねたおかげで、本番では約2時間の長丁場を楽しく乗り切ることができました。開会式と閉会式の出番前にゲートで待機しながら、無観客でありながらこの歴史的瞬間に立ち会えていることに感動し、自分自身の夢でもあった舞台に立てるありがたさを実感して、涙がこぼれてしまいました。

フィールドキャストとしては、有明体操競技場の「ボッチャ」競技に携わりました。
私の役割は「コールルーム」という試合入場直前の招集所の入退室管理でした。試合直前の選手たちの緊迫するエリアかつ試合コート横の臨場感あふれるエリアでした。
選手たちを迎える際に、各国の言葉で「頑張って!」を意味する言葉をホワイトボードに書いて選手たちに伝えると、選手たちも笑顔で返してくれて、私たちにも出来るささやかなおもてなしが出来たのかなと感じました。表彰式の現場にも立ち会うことができ、日本国旗が掲揚されていくのを見ると、何ともいえない嬉しさと感動が込み上げてきました。

57年ぶり2度目の東京開催となった『パラリンピック』は閉幕してしまいましたが、これは「ゴール」ではなく「スタート」です。本大会で起こったムーブメントをきっかけに「お互いが認めあい、誰も取り残さない」真の共生社会実現に向けて、私を含めひとりひとりが考えていかなければなりません。この貴重な経験をこれからも様々な場で伝えていきたいと考えています。

<見逃し配信>
パラリンピックの開会式、閉会式も
特設サイトで見逃し配信されているようなので、
ご自身で検索してお楽しみください!

(理事 平野 裕人)